ゴツン。

「いっ…ててて…って、え?」

頭に響いた衝撃に目を開けると、まず見えたのは見慣れた万事屋の天井。
パチクリ。瞬いて周りを見渡せば、いつもと何ら変わったところのない居間兼応接室。そして自分は、どうやらソファから上半身がズリ落ちた状態でいるようだ。
なるほど。先程ゴツリと頭に響いた衝撃は、ソファから落ちて頭を打った痛みであったらしい。
…ということは。

「…え?何、俺、ひょっとして…寝てた?寝てたの?」

窓から差し込んでくる光は夕方。それも、太陽は最早地平線にかかりかけて、東半分の空は暗くなっている頃。部屋の中は既に薄暗くなりつつあるのに電気も点いておらず、近くの床には開いたジャンプが転がっている。
ちょいと昼寝をしすぎた、という時に、よく目にする光景。
つまり。
自分は今までずっと、ソファで眠っていて。
先程までのアレは全部。

――夢。

「オイオイオーイ…マジですか」

銀時は唸って頭を抱えた。
そりゃあ、そうだ。考えてみればタイムスリップなんて異常事態がそうそう起こるはずがない。夢、という可能性を何より先に思い浮かべるべきだった――夢の中というのは、総じてそういう判断力が鈍るものだけれど。

(…また何だって、アイツの夢なんか見てんの俺)

溜息とともに身を起こした銀時は、クシャリ、乱れた髪を掻き回しながらソファに深く座り直した。

別に大して親しいわけでもない、寧ろ会えば喧嘩ばかりの相手。
出会ったのはたかだか数年前で、子供の頃の姿など当然ながら見たこともないというのに。

土方そっくりだった少年を思い浮かべて、銀時は思わず苦笑を零した。

全く、オカシな夢だ。
昔の思い出話すら聞いたことのない男の少年時代を、妙にリアルに描き出して。
…その上、その少年をやけに気にかけて、自分らしくない行動まで取ってしまった、など。


軽く頭を振って、銀時は立ち上がった。

飲みに行こう。
どうにも気分がスッキリしない。…でもその原因を深く考えるのも憚られる。そんな時には酒が一番だ。

パキポキと首を鳴らしつつ、財布の中身を確かめる。少しくらいなら飲めないこともない。いざとなればツケでもいいだろう。
パチンコ屋の前でも通って長谷川さんを探してみようか。
そんなことを考えつつカラリと廊下に続く引き戸を開けると、新八が慌てたような様子で台所から顔を出した。

「あ!そこにいたんですか銀さん、あの…!」
「おーいたのか新八、悪ィけど俺これから飲みに行くから。神楽の晩飯、オメーんちで食わせてやってくんねェ?」
「え?それはいいですけど、っていや、そうじゃなくて!あの、さっきまで僕ら」
「んじゃよろしくー」
「ちょっ、銀さんんんん!」

何やら叫んでいるのが聞こえたが、今は何故だか相手をするのが億劫で。銀時はそのまま玄関を出た。





「げ」
「あァ?」

結局パチンコ店に長谷川さんの姿は見付からなくて、一人で馴染みの居酒屋の暖簾をくぐった銀時は、カウンターに見知った男の姿を認めて思わず声を上げた。
黒い着流しを身に纏った、鋭い双眸の男。

――土方十四郎。

(何でここで会うかな…)

銀時はほんの少しの気不味さを覚えつつ、表情には欠片も出さずにバリバリと首の後ろを掻いた。
怠い顔で店内を見渡して、空いている席が土方の隣しかないことに微かに眉を寄せる。
仕方なく、歩み寄って隣の椅子に腰掛ければ、案の定土方の眉間に皺が入った。

「何でそこに座るんだテメェ」
「何でって、他に席がねェからに決まってんだろ。でなきゃ誰が好きこのんでオメーの隣になんざ座るか」
「だったら他の店で飲みやがれ」

(おーおー、可愛くねェの)

にべもない土方の態度に、銀時は思わず苦笑う。
少年時代のオメーはもうちょい可愛げがあったぞ、と勝手なことを胸中に呟いてから、いやそうでもねェか、と即座に前言を撤回した。
あの少年が可愛げなんてものを見せたのは最後の数分だけ。山中で出会った時には、今目の前にいる土方とそっくりの愛想の無さとふてぶてしさだった。

よく出来た夢だったな、と改めて思う。

少年の「土方らしさ」も然る事ながら。
肌に触れる澄んだ空気だとか、踏みしめた土の感覚だとか、牡丹餅の甘さだとか、風に薫る季節感だとか。
何もかも、現実としか思えないほどにリアルだった。

思い返しながらも口では隣の男と軽い応酬を交わして、呆れたように仲裁に入った店の親父に生ビールを注文する。
そのままカウンターの内側に視線を巡らせて…フと、或る一点で目が止まった。
壁に無造作に掛けられた、昔ながらの日めくりカレンダー。
でかでかとした「5」の数字に、祝日を示す赤文字。
ああ、そういや今日は五月五日の端午の節句だったな、なんて思い出して…ついでに、また夢の中の出来事が脳裏を過ぎる。


隣家からの差し入れだという柏餅。
夕空に翻っていた鯉のぼり。
夢の中で日付なんか気にしていなかったが、もしかしてあの日も五月五日だったのだろうか。
…だとしたら。


「なァ土方君、ひょっとしてお前、今日誕生日だったりしねェ?」

別れ際に誕生日だなんて言い放った少年の顔を思い浮かべながら、冗談のつもりでそう言った。…の、だが。
途端に土方が目を瞠って、次いで胡乱げに眉をひそめたものだから、銀時は驚いて目を瞬いた。

…え?マジでか?

「…何で知ってんだテメェ。誰に聞いた」

訝しみながらも質問を肯定する土方の台詞に、銀時は「いや、お前に」と応えそうになるのを喉元で止めた。
確かに、土方から聞いた。しかしそれは子供の頃の土方で、それも夢の中でのことだ。
コレは一体どういうことだろう。
…ひょっとして、自分が今覚えていないだけで、昔ゴリラか誰かから聞いていたのだろうか。それが頭の隅に残っていて、だから夢に出て来たとか。
ああ、それならあり得るか。

少なくとも、アレが実は夢じゃなかった、とかいう事態よりはずっと現実味があるよな。
銀時はそう自分を納得させると、何気ないフリをして首を傾げてみせた。

「んー?誰だったかな。忘れちまったよンなもん。それよりお前、誕生日にこんなとこで何やってんの?屯所に帰りゃお祝いパーチーとかやってくれんじゃねーの?」
「アホか。ガキじゃあるまいし」
「え、でもお前んとこの連中、そういうの好きそうじゃん」

他意も無く思ったことをストレートに口に出せば、土方は言葉に詰まったようにグッと唇を結んだ。

「……あんなん、誕生日祝いにかこつけて騒ぎてェだけだ」

少しの沈黙の後に苦々しげに呟いた土方を見て、銀時は思わず噴き出した。この様子では、やはり誕生日パーティーは開かれているらしい。
ムサい連中が集まってクラッカーを鳴らしている姿を想像してククッと笑うと、不本意そうな土方にギロリと睨まれた。

土方が苦い顔をするのも尤もだ。イイ大人が、しかも武装警察がお誕生日会だなどと。
…だけど。
銀時は含み笑いを収めて、苦笑とともに土方の肩をポンと叩いた。

「まーまー、お前の気持ちも判るけどさ?せっかく祝ってくれるヤツが隣にいんだから、大事にしろよ」


すると。

余計なお世話だ、と一蹴するかと思われた土方は、驚いたように銀時を見詰め…何かを思い出そうとするように、目を細めた。


「…昔、同じようなことを誰かに言われたな」
「へ」

瞳孔の開いた目にじっと見詰められて、銀時はパチリ、瞬く。
ふいに伸ばされた手に咄嗟に反応できずにいると、ツン、と前髪を一ふさ、摘んで引っ張られた。

「汚らしい天パ」

フッと笑われて、銀時は固まった。
本来の自分ならば、何だとコノヤロー天パ馬鹿にすんじゃねェぞ、と突っかかるべきところなのだけれど。
前髪を挟んだ土方の指先が…まるで感触を楽しむかのように擦り合わされるから。

「でも、意外と手触りはイイんだな」

フワッフワしてやがる…なんて。
くくっと珍しくも楽しげに笑う土方の顔が。台詞が。


――ものの見事に、あの少年と重なる。


待て、何だ、コレは。
だってアレは夢だろう。そのはずなのに。

ぐるぐると廻り始めた思考。まともに頭が働かず、銀時の口は必死に酸素を取り込む。
偶然か。それともアレは一種の正夢だったのか。そんな答えに辿り着きかけた時。


「そういやァ、アイツもこんな髪してたな…」

目を細めて、懐かしそうな声を発した土方の台詞に。
信じがたい事実を眼前に突きつけられて、銀時はごくりと唾を飲み込んだ。


「…アイツって」

我ながら掠れた声が出た。そう思ったが、土方は気にした様子も無く、思い出に浸るように言葉を続ける。

「昔、俺がまだガキだったころに突然現れて、すぐどっか消えちまった男だよ」

幻みてェな男だった、と。
まるで昔お気に入りだった御伽噺を人に聞かせるかのように、柔らかな表情で話す土方を見て。

銀時は、表面上は平静を保った自分を心の底から褒めてやりたいと思った。

――ああ、何てこった。
内心で頭を抱える。


間違いない。
どういう理屈でこんなことが起こるのかはサッパリ判らないが…あのタイムスリップは、夢などでは無かったのだ。


(マジでか…)

生ビールのジョッキを傾けて表情を隠しながら、胸中に唸る。
あんな突拍子も無いことが現実だなどと…しかも、土方は当時のことを覚えているらしい。
どうやら、その男が銀時と同一人物だとは気付いていないようだけれど。

半ば呆然としながら、それでもなんとか常の怠い顔を保ってビールを流し込む。
隣では、土方が常に無いほど穏やかな様子で話を続けていた。

「攘夷戦争の真っ最中だってのに天人の連れがいたり、妙に先を見透かしたようなこと言ったりするオカシな奴だったがな」
「へぇ…」
「いなくなってから惚れ込んじまってたことに気付いて、その後しばらく引きずったもんだ」
「…………は?」

なんだって?

聞き流し難いことを言われた気がして思わず目を向ける。
唖然とした顔で見詰めれば、土方は柄にも無いことを言ってしまったと思ったのか少し気不味そうに顔を歪めた。

「…んだよ。ガキの頃のことだっつってんだろ。ちょっと年上の大人に憧れるぐらいよくある話だろうが」

いや、それは普通、相手が異性の場合じゃねェのか。
咄嗟の突っ込みは、声にはならずに胸の内を滑り落ちる。

まァそりゃ、その「惚れた」ってのがちょっとした憧れとか男惚れとかいう類のものなら、そう大して聞き咎めるようなことでもないのかも知れないが。
…って、そうか。寧ろこの流れだったら何の疑問も持たずに男惚れだと受け取るのが普通か。俺のこの過剰反応の方がオカシイの、か…?


そこまで考えて、ザッと血の気が引いた。


…いや、うん。そうだろ。明らかに男惚れっつー意味だろさっきの。何を考えてんだ俺。
や、でも、引きずった、って…
違う違う!憧れてた人間が急にいなくなったらそりゃ引きずるっつーの!恋しく思うとかって、別に異性だけに使う言葉じゃねェし…!

ってか、恋しいとかは言われてねェよ何言ってんの俺ェェェ!?


考えれば考えるほどマズイ方向に傾いていく思考に、額をカウンターに打ち付けたくなる。
ダラダラと汗を流して固まってしまった銀時をどう思ったのか、土方は少し焦った様子で弁解じみた言葉を発した。

「オイ、別に引きずったつっても、ずっと女々しくグズグズしてたとかじゃねェぞ!?時々ちょっとそいつのこと思い出したりしてたっつーだけのことだ!」

時々、思い出してたってのか。

「ついでに言っとくが、お前とそいつが似てるっつったのは髪の毛だけだからな!他はテメェとは比べ物にならねェぐらいアイツの方が男前だったから」

なんか記憶美化されてるし。


土方の言葉が重ねられるごとに、銀時は面映いような居た堪れないような気分になって視線を彷徨わせる。
そして、そんな自分を顧みて愕然とした。

――何だ、コレ。

ふつふつと、まるでホットケーキの生地に穴が開くように。己の内に沸き上がる感情に狼狽する。


あの少年が、未完成な存在なのだと実感した時。
下手に関わってしまってはいけないと思った。未来の世界や大人になった彼の姿を知っている自分が、過去の世界に影響を与える事があってはならないと。

それなのに、幼くして孤独を匂わせるあの少年を、どうしても放っておけなくて。
…うっかり、コイツの生き方を左右するようなコトまで、言ってしまって。
しかもそれがどういうわけか夢でも幻でも無くて、きっちり現実のコイツに根を下ろしてしまっている。

本来ならば、悔やむべきところだ。何をやってんだ、と己を罵るべきはずのことだ。なのに。


自分の言葉を覚えていて、柔らかく笑った土方を。
あの後、時折自分のことを思い出して…そうして今の彼に育ってきたのだという土方の言葉を。


…心のどこかで、嬉しいと思っている自分がいる。


(いやいやいや!喜んじゃダメだろ俺!ここは喜ぶとこじゃないだろ俺…!)

ブンブンと頭の中で首を打ち振って、銀時はチラリと隣の男に目を向けた。
土方は銀時が黙っていることに居心地の悪さを覚えたのか、カウンターに向き直って酒を呷っている。
――その頬が、仄かに赤い。

ゴクリ、と。変な緊張に喉が鳴る。

「…なァ、お前、さ。ひょっとして今でも、そいつのこと引きずってたり、とか…?」

流石にねェよなコレは。
そう思いつつ恐る恐る尋ねれば、土方は何の含みもなく呆れたように銀時を見返した。

「はァ?何言ってんだ。そんなわけあるかよ」

あ、やっぱり。
予想通りの応えに、銀時は肩の力を抜いた。
いやいやガッカリとかしてないから。むしろ肯定されたら返って引くからねコレ。
胸中に独りごちながら、カウンターに向き直ってジョッキに口を付ける。
…と。

「……でも、そうだな…」
「へ?」

横合いから耳を叩いた声に視線を向ければ、男の目は銀時を見てはおらず。この場には居ない誰かを思い描くようにどこか遠くを見詰めていて。

…その、まるで焦がれるような色を宿した瞳に、銀時は息を飲む。


「今、アイツにもう一回、会えたとしたら……」


見果てぬ夢を、囁くかのように。
大切に仕舞い込んでいた宝物に触れるかのように。


「…わかんねェな。また惚れちまうかも」

そう言って、ふっと笑ってみせた土方の顔は。
今までに見てきた、大人と少年の――どの表情とも違うもので。



瞬きすらも忘れて、銀時は固まった。



銀時が失った言葉を回復するよりも早く、土方は何かを思案するような顔を見せると、カウンターに手を付いて立ち上がった。

「帰るわ」
「…って、え、オイ」
「親父、勘定」

普段ならここですかさず「俺の分も一緒に」というところなのだけれど。当然ながらそこまでの余裕は未だ取り戻しておらず、不覚にも狼狽えた声を発する。
そんな銀時を土方は軽くジロリと睨んだ。

「別にお前に言われたから帰るわけじゃねェぞ」

何の話だと一瞬考えて、そう言えばつい先程、誕生日なのに何故こんなところにいるんだ、祝ってくれるヤツらを大切にしろ云々と言ったことを思い出す。
そんなこと、言われなければ忘れていたのに。

土方はフイと目を逸らすと、不機嫌そうな顔を取り繕いながらボソリと続けた。


「…ただ、アイツに同じようなこと言われたの、思い出しただけだ」




何も言葉を返せぬまま。
金を払って出て行く土方の背中を見送って。

開いた入口の引き戸が、音を立てて閉まって。擦り硝子の向こうの影が消えて、しばらく微かに揺れていた暖簾が、ゆっくりと静止して。
そこでやっと居酒屋の喧騒が耳に戻って来て。銀時はどっと全身の力が流れ出したように息を吐いた。


「…あー……やべぇ…」

ゴツリ。カウンターに額を置く。
力は指先からどんどん流れ出していくのに、顔に上った熱は逃げ場も無く頭を沸騰させている。

参った。
少年の素直さと大人の色気で合わせ技一本。こんなん卑怯だ。
なんつー罠だよタイムスリップ。

ぐしゃり。カウンターに額を押し付けたまま髪を掻き回す。
どうしたんだい銀さん、という親父の声は聞こえないフリ。


本当に、まったく。
――どうして今まで気付かなかったのか。


十五年前の世界で自分が取った不可解な行動が。
理性を嘲笑うように自分を押し流した不合理な衝動が。
今なら説明できると、銀時は深い溜息を吐いた。



影響を与えることを懼れた。変えてはいけないと思った。
それは、倫理的にどうだとかタイムパラドックスがこうだとか、そんな大層なものでは無くて。もっと利己的な理由。

俺は、『今』の土方を、実は思いのほか気に入っていて。
だから、変わってほしくなかった。それだけの話。
以前妖刀に食われたアイツの胸倉を掴んで怒鳴りつけて、無理矢理戦場に引き摺っていったのも…考えてみれば同じこと。
アイツが、俺の思う「土方」でなくなることが許せなかった。そんな身勝手な感情。


昔、誰かが言っていた。
相手がどんなに変わろうとも受けとめることを愛と呼ぶならば、「変わってくれるな」と叫び続けるのが恋だと。


その理論に則るならば、何てこった。俺はどうやら、あの男に恋しているらしい。



マジでか、と呟いた声は、疑念や驚愕よりも照れ隠しと呼べるような響きを含んでいて。我ながら認めるのが早いことだと呆れを通り越して感嘆する。

…いや、早くはない。
寧ろ遅かったのだ。今になって漸く気付かされた。

――本当は、もっとずっと前から。



…さて、これからどうしようか。
こっ恥ずかしい思考をムリヤリ中断して、銀時は土方が出て行った暖簾を眺めやった。

気付いたからにはもう一歩、先に進んでみようか…なんて、珍しくもアグレッシブな選択肢にカーソルが合わさるけれど。

どう動くにしても差し当たっての問題は、何だかやたら美化されているらしい過去の自分にどう打ち勝つかだ。…どうやら俺の最大のライバルは、自分自身であるようだから。
比べ物にならねェとか言われちまったしな、と、ポリポリと頬を掻いて苦笑する。


ああ、そういえば――また言いそびれてしまった。




とりあえず。今日は家に帰ったら、台所の材料を掻き集めて牡丹餅を作ろう。
そして明日、屯所に持って行けばいい。




「ちょっと遅れちまったけど、誕生日おめでとう」と。







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リクをお受けしたのが約十一ヶ月前…

遅くなって本っ当にすみませんでしたァァァ!!

…も、もしまだ拙宅をご覧下さっていましたら、リクを下さった貴女様に捧げます…っ


ここまでお付き合い下さった皆様、どうもありがとうございました。
なんか書き始めた時はそんなつもり無かったのに、気付けば「初恋の人はオ・マ・エv」みたいなこっ恥ずかしい文になってた…(笑)
少しでも楽しんでいただけましたら幸いです!